動画の需要が激増

1大人世代こそ優秀なコンテンツをつくることができる

文章で説明するより動画の方が説明力があり、実際、テキストよりも動画で「~のやり方」「~の方法」を探す人が増えています。

だったら、経験豊富なアラフォー、アラフィフこそ「「知りたい」ニーズを満たす優秀なコンテンツメーカーになることができるといえるのではないでしょうか。

2販売拡大・集客などご自身のビジネスの成長に役立つ

動画はSNS(ソーシャルネットワークサービス)の側面も持っています。

つまり、ユーチューブはFacebookやインスタ同様、同じ趣味、嗜好を持った人と容易につながることができます。

3「夢を叶える力」がある

英語で日本食を紹介するクリエイターとして存在を認めてもらえるようになりました。

ユーチューブだけで収益を得られるようになりました。

でも、最初から順調だったわけではありません。

知識ゼロ、ITリテラシーゼロからの挑戦でした。

料理英語を学び、クリエイターアカデミーという動画配信を始めたい人のための無料オンラインコースで学びました。

YouTuberになろうと決心してデビューするまでに1年近くかかりました。2017年3月、最初の動画を配信。自分としてはかなり自信満々の動画でしたが、1日に2回くらいしか再生されませんでした。

当初は動画を再生してもらいやすくなる「タグづけ」などの工夫をまったくしていませんでした。

チャンネル登録者数も半年間ゼロでした。いくら動画を配信してもお金が一銭も入らない「ガッカリタイム」は半年間続きました。チャンネル登録者数を増やすためにさまざまな試行錯誤を重ねました。インスタグラムを英語に切り替え、ツイッターとFacebookページも作りました。

もっとも効果があったのは更新する頻度と日時を決めたことです。

これはアメリカの視聴者からのリクエストにより誕生しました。空気をたっぷり含んだふわふわのパンケーキは日本独自のもので、日本に訪れた外国人にも人気があることを後から知りました。

リクエストに応えることが誠実に再生回数やチャンネル登録者のアップにつながります。

チャンネル登録者数が1000人を超え、直近12ヶ月に視聴者による総再生時間合計が4000時間を超えると動画に広告を掲載できる権利が得られます。

総務省の統計によると平成30年度のユーチューブの利用率は75.7%、Facebookは32.8%、ツイッターは37.3%、インスタグラムは35.3%。日本人の10人に7人がユーチューブを見ているのに、動画を配信しているYouTuberはほかのSNSに比べて圧倒的に少ないのです。

ユーチューブはまだまだ競争相手のいないブルーオーシャンであり、成長市場だといってよいでしょう。2020年には革新的な通信技術「5G」が本格的に運用されるようになります。

インターネット経由で動画を閲覧する環境はますます快適になり、さらに多くの人がユーチューブを視聴しはじめるはずです。

ただし、何の戦略もなしに勝てるほどユーチューブは甘くありません。チャンネル開設までの準備から動画作成テクニック、収益化に至るまでしっかりした作戦を立てなければいけません。

緒方亜季野さんが試行錯誤しながら自身で考えたこれらの戦略が紹介されています。今日はチャンネル開設までのブランディングについて本の中から紹介させていただきます。

ブランディング方法

【1】テーマの見つけ方

どんなテーマ・コンセプトのチャンネルにするのか、ライバルチャンネルとの差別化のポイントはどこにあるのか、チャンネルの核をつくります。

緒方さんはチャンネル開設のために一冊のノートを用意しました。ノートに自分の得意なことを棚卸ししたり、動画を見ながら気がついたことを書き留めたり、動画のネタになりそうなことを必ずメモするようにしました。

頭を整理するときは「マインドマップ」を使いました。

※マインドマップはキーワードを中心に書き、思いついた言葉を放射線状に広げて書いていく方法です。

ユーチューブの中にはテーマを絞らず、旅行の様子から昨日食べたものなど日々の雑多な内容、お金の稼ぎ方、モチベーションアップなど、様々なことを配信しているチャンネルがありますが、よほど有名人でなければチャンネル登録してもらえないと思ってよいでしょう。

基本「1チャンネル1テーマ」です。

ユーチューブチャンネルは「映画とアニメ」「自動車、乗り物」「音楽」など15種類のテーマに分かれます。

「ゲーム」「ブログ」「エンタテインメント」は激戦区、飽和状態です。

大人世代の狙い目テーマは「ハウツーとスタイル」と「教育」の2つです。「ハウツーとスタイル」では料理、DYE、ガーデニング、編み物、ハンドメイド、習字、英語、子育て、しつけ、習い事などいろいろ考えられます。

たとえば「塚原農園」というチャンネルには、農家の方が日々の農作業や旬の野菜レシピ、家庭楽園などの動画を配信しています。

「山フライパン」というチャンネルでは趣味の登山とキャンプをテーマに便利アイテムやお役立ち情報などを配信しています。運営者の誠実そうなお人柄がにじみ出ていたコアなファンを獲得しているチャンネルです。

「教育」のテーマでは、学校の勉強はもちろん自己啓発やコーチング、モチベーションアップ、NLP、メンタルトレーニングなどが挙げられます。大人世代であれば。これまで自分がやってきた仕事、好きなこと、趣味で続けてきたこと、できそうなことなどあるのではないでしょうか。

ノートにリストアップされてみるとよいでしょう。

【2】コンセプトを絞る

大まかなテーマを決めたら、次は絞り込んでコンセプトに落とし込む作業が必要です。コンセプトとは主題を貫くブレない考えを言います。マーケティングでは、ニッチすぎるとお客様が少なくなるという法則がありますが、ユーチューブの世界ではニッチであればあるほどヒットする確率も高まります。

アメリカではスパイダーマン好きの男性がコスチュームを着てフィットネスし続けるチャンネル、日本ではひたすら小さな陶器や壺をつくりつづけるチャンネルがヒットしています。

自分の得意分野を高める時間に1万時間費やせば100人のなかのトップになれます。すでに1万時間を費やしてきたものはあるのではないでしょうか。

ニッチ発見の公式は次のとおり。

「好きなこと」×「得意なこと」×「できること」です。

緒方亜季野さんのチャンネルをこれに当てはめると「料理」×「教えること」×「英語」になります。好きでなければ「ガッカリタイム」を乗り越えることはできません。

チャンネルのテーマを決めたら、自分の動画を見てくれるターゲットを想定します。このときのポイントは「できるだけターゲットを絞る」ことです。ターゲットを絞ったら、その人たちに向けて動画の中から話しかけるようにします。

それを見る人が自分以外にもこんなニッチなテーマに興味を持っている人がいるんだと共感を抱いてくれればファンになってくれ、あなたの動画を拡散してくれるようになります。

【3】チャンネルブランディング

ブランディングとは、自身の商品、サービスの競合との違いを明確に提示することです。チャンネルブランディングは、そのチャンネルの特徴やライバルとなるチャンネルとの差別化を視聴者にアピールすることをいいます。

チャンネルには次の7つの要素が必要です。

1ミッション

チャンネルを支える「芯」です。緒方亜季野さんの「キッチン・プリンセスバンブー」のミッションは「日本食で世界の人の健康寿命を延ばす」です。

2パッション

心の底からわき起こる思いが必要です。その情熱が動画の向こうにいる視聴者に伝わります。

3チャンネル名

ミッションとパッションが感じられるチャンネル名にします。「自分の名前+チャンネル」ではミッションもパッションも感じられません。

4サブタイトル

チャンネルのキャッチコピーも必要です。

5目的

一体何のためにユーチューブを始めるのか目的を明確にします。

6目標

数値化できるものを設定します。3年後にチャンネル登録者数を10万人達成したいとか、1年後には月10万円の収入を達成したいという目標です。

7ターゲット

自分のチャンネルを見てくれるのはどんな人かターゲットを設定します。

これらの7つの要素はノートに書き出して、いつも見直すようにするとよいでしょう。以上、チャンネル開設までの準備についてご紹介しました。

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