この映画とトレードとの類似点なぜか?

船の乗組員はトレーダーと同様に、自分たちがどういう状況にいるのか分かっていなかった。彼らには、状況はいつもの嵐に遭遇しているときと同じとしか思えなかったのだ

ところが、彼らの置かれた状況はいつもとはまったく異なっていた。彼らには頼りとするこの映画とトレードとの類似点なぜか?船の乗組員はトレーダーと同様に、自分たちがどういう状況にいるのか分かっていなかった。彼らには、状況はいつもの嵐に遭遇しているときと同じとしか思えなかったのだ。

ところが、彼らの置かれた状況はいつもとはまったく異なっていた。彼らには頼りとするない環境にいるのだと考えるなど、通常は思いもよらない。例外は、本当に良い師に就いてトレードを始めたか、トレードで成功した一家で育ったという、少数の幸運な人たちだ

彼らはいわば、非日常的でパーフェクトストームに似た海上の進み方を初めから教えてもらえる。そうでなければ、残りの私たちは漁場に向かった乗組員と同じように、パーフェクトストームに巻き込まれるだろう。

ただし、大きな違いがひとつある。映画に登場した漁師たちは風や雨や波や雷や稲妻に阻まれて、貴重な魚を持ち帰ることができなかったが、私たちが立ち向かうのはそうした物理的な力ではない。トレーダーにとっての嵐はすべて、自分の思考や心理が及ぼす力によって生じるものだ。

しかし、それは物理的な力と同様に強力で破壊的である。それらの力は次のような形をとる。

●値動きを生み出す力に対するはなはだしい理解不足。これは特に、コンピューター画面を通してしか市場にアクセスしていないために、トレードがコンピューターゲームとは違うと認識していない人たちに言える。

●トレードで何をすればうまくいき、どうすれば着実な成果を上げられるかについての危険な誤解や誤った想定。

●損をするのではないか、判断を誤るのではないか、手仕舞いを早まって大きな利益を取り損ねるのではないかという心配(通常は、トレード以外のよく分からない精神面か感情面の影響による)。

●自分が受け取る対価について、自分を過小評価する信念。

●突然、大喜びする状況になったために、万能感に浸っているときに感じるエネルギー。精神が及ぼすこれらの力が単独あるいは相乗的に作用すると、マーケット情報の受け止め方や、その後の行動に次のような影響を与える可能性がある。

●客観的に見ることや、精神的に落ち着いてトレードをすることができなくなる。

●個々のトレードのリスク水準について、危険に陥りかねない幻想を抱きやすくなる。

●注文の執行や資金管理でありがちな多くの間違いを繰り返す。

たとえ、トレードがまったく初めての人でも、もしもトレードに悪影響を及ぼす力があり、そのせいで明白な根拠もなくトレードをしたくなったり、注文の執行や資金管理で間違えやすい幻想を抱いたりするのであれば、控え目に言っても、トレードがいつも頼れる着実な収入源になりそうにない、ということは分かるだろう。

さて、気弱になったり、トレードで経済的に自立したいという夢は遠のいたと考えたりする前に、今述べた力のどれも克服しがたい難題ではない、ということを理解しておく必要がある。これらの力によって生じかねない問題には、とても効果的な対応法がある。それらの問題のすべてを簡単に避けるか制するのに役立つ意識や特定のスキルや成長過程があるからだ。しかも、場合によってはとても簡単にできるのだ。これらはまさしく、ポーラがコーチングの仕事でトレーダーと取り組んでいることだ。

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